2019年3月21日告示された奈良県知事選に、新人で医師の川島実氏(44)と新人で前参院議員の前川清成氏(56)、現職の荒井正吾氏(74)の現職と2新人の争いが確定しました。
ここでは、その新人候補者のうちの1人、川島実さんについていろいろと調べてみました。
妻や子供についてや、とても変わった経歴をお持ちなので、過去の経歴についても詳しく調べてみました。
川島さんて一体どんな人?
それではまず初めに、簡単なプロフィールからご紹介していきます。
プロフィール

名前:川島 実(かわしま みのる)
生年月日:1974年8月1日
年齢:44歳(2019年3月現在)
出身:京都府長岡京市
大学:京都大学医学部
前職:プロボクサー
現職:医師
所属:無所属
家族について気になる!
ついては、川島さんの家族についてです。
川島さんのお父様は京都大学出身です。
高校教師をしていらっしゃいました。
弟さんも京都大学出身のドイツ文学者で、現在も京都大学文学部の准教授をしています。

ものすごく優秀なDNAなのですね。
そして、現在は結婚して1男3女と妻の6人住まいです。
妻はどんな人?
奥様は京都大学在学中からお付き合いされていた2歳年下の「真弓」さんという方でボクサープロデビューの後に結婚されています。
職業は薬剤師とのことです。
行動派の川島さんを支える、しっかりとした奥様なのでしょう。
子供は?
次に子供についてです。
上にも書いたように、川島さんには男の子1人、女の子3人の計4人の子供がいます。
宮城の病院に勤めていた頃に、娘さんの一人が奈良の親戚の家まで家出をしたというエピソードもありました。
この件について、川島さんも次のように話していました。
「13歳で家を出るって…魔女の宅急便じゃないんだから(笑)」
娘さんにも川島実さんの行動力のDNAがしっかり引き継がれている気がしますね。
驚きの経歴を明らかにする!
川島さんが現役医師だと言う事はすでに書きましたが、実は異色の経歴を持つ人だったのです。
と言うのも、川島さんは医学部時代からプロボクサーとして活動していました。
1998年24歳でプロボクサーとしてデビューすると、「現役医学部生ボクサー」として注目を集め、西日本新人王(ウェルター級)を獲得。

MVPとなります。
全日本新人王決定戦に臨みましたが、東軍代表に判定負けを喫してしまいます。
その後5年間プロボクサーとして活躍し、29歳で引退をします。
引退のきっかけは、ボクシングではお子さんを食べさせていけないと感じたことからだったそうです。
引退をきっかけに、田舎に田んぼを借りて自給自足生活をしていましたが、そこで医師不足と言う現実を知ります。
そして、本格的に医師として活動するようになったと言うことです。
和歌山県などで、地域医療に従事していた矢先に、あの未曾有の大災害が起きました。
2011年3月の東日本大震災です。
東日本大震災後は、被災し院長不在となった宮城県の気仙沼市本吉病院の院長に就任します。

被災地での、医師としての支援をひたむきに続けて、医療制度が確立するのを待ちました。
自分たちでやっていけるようになったら、被災者自身の手にゆだねて、2014年に院長を辞任して地元の奈良に帰ってきました。
しかしその後も、東北を中心とする様々な病院から診療要請がたくさんあり、いくつかの病院を掛け持ちするフリーランスの医師となったのです。
これだけでも既にかなり凄い経歴ではありますが、実は川島さん、2014年から仏門にもはいられているのです。
つまり僧侶と言う肩書きも持つのです。
そして、2018年12月にいちどすべての診療を店じまいして新しいことにチャレンジしようとしました。
それが県知事選の立候補です。
県知事選への意気込みを次のように語っています。
「地元の政治を変え、奈良県に恩返しをしたいと思うようになっていきました。奈良県は長年、現職知事が選挙で負けたことがない筋金入りの保守的な県です。そして、旧態依然とした部分が多数あります。この県が変われば、日本が変わるのではないか――やや大げさかもしれませんが、そんな望みを抱きつつ、立候補することを決意しました。」
志は大きく、思った事は実行に移す。
それが川島流なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は奈良県知事選の候補者である川島豊さんについて色々と調べてきました。
この記事をまとめます。
- 奈良県知事選に出馬する川島実さんは1974年生まれの44歳。
- 川島さんは京都大学医学部出身。お父様も京都大学出身の高校教師で弟さんも京都大学出身のドイツ文学者である。
- 川島さんは現在奥様と1男3女の6人家族。
- 川島さんは現役医師で元プロボクサー。
- 現在はフリーランスの医師で、2014年からは仏門にも入っている。
優秀なDNAを持ちながら肩書に縛られることなく、自分の信念を貫く姿は本当に素晴らしいです。
今回の県知事選出馬も、地元への恩返しと言う強い信念のもとに決意したと言うことです。
開票日は2019年4月7日です。
地元のことをこんなにも考えている人は候補者として頑張っています。
有権者の皆さん、投票には必ず出かけてくださいね!