2016年5月、韓国大統領選が行われました。
事前段階から、ムンジェイン(文在寅)氏の当選が確実と言われていましたが、予測の通りになりましたね。
昨年のアメリカ大統領選では、予想を覆す結果が出てドナルド・トランプ氏が誕生したため、「韓国も予想外の大統領になるのでは?」という見方もありましたが、今回は順当な結果だったと言えるでしょう。
そんなムンジェイン大統領について、日本ではさっそく「ムンジェインって評判はどうなの?」「反日だったり親日だったりする?」「人気はあるの?」と気にしている方が増えてきています。
また「無能だ」「公約や発言がヤバイ」と言っている人もいる状態です。
そこでこの記事では、ムンジェイン氏について、調べてまとめてみます。
ムンジェイン大統領の評判や人気は?
さて、ムンジェイン大統領ですが、評判はどうなのでしょうか?
日本人としては、海外の政治家の評判はなかなか分からないものですよね。
韓国での人気と、日本での人気や評判を見てみましょう。
韓国内での人気や評判
まず、ムンジェイン大統領の韓国内での人気は「そこそこ」です。
ムンジェイン氏は選挙前の調査でも、他の候補者との人気は割れていました。
3割以上の得票率が見込まれたため、当選は確実と言われましたが、圧倒的人気とまでは言えません。
そもそも、今回の韓国大統領選は、どの大統領候補も似たような公約を掲げていました。
中身に差がないので、人気が分散されたのは当然でしょう。
慰安婦問題に積極的のため、被害を受けたと主張する高齢者層には人気があります。
日本での人気や評判
一方で、日本でのムンジェイン氏の人気は「嫌われているが、ある意味では評判がいい」という状態です。
というのも、ムンジェイン大統領は、反日の姿勢をもっていると言われます。
また、過激な発言も多数あり、能力的にも疑問視する声があるのです。
しかし、であるからこそ、日本人の中の韓国に良い感情を持っていない人は「分かりやすい敵キャラ」として、評価している人も多い模様。
「無能だから怖くはない」というような身も蓋もない見方もあるようです。
ただ、もちろん日本人にも「できれば韓国と仲良くやっていきたい」と考えている人がいます。
そういった層は、ムンジェイン氏の当選にあせりを感じているようです。
無能で発言や公約がヤバイ?
では、そんなムンジェイン大統領の発言や公約は、どのようなものなのでしょうか?
一説には「無能」「ヤバイ」といった声もありますが、どういったものか見てみましょう。
ムンジェイン大統領は、以下のような発言をして、公約を掲げています。
[aside normal”]
・慰安婦問題の解決・・・「私が解決します」「日本に責任と謝罪を」
・領土問題・・・「領土問題がある日本と情報保護協定を結んだのはいかがなものか」
・北朝鮮との関係・・・「敵国という考え方はすべきではない」[/aside]
簡単に言えば、慰安婦問題の謝罪を日本に求めており、領土問題も譲る気がない姿勢です。
「親北反日」と言われるように、ムンジェイン氏は北朝鮮側を擁護する立場をとることがどちらかと言えばあります。
反日だったノ・ムヒョン元大統領の派閥にいるのがムンジェイン氏ですから、当然の流れかも知れません。
他にも、アメリカへの強気な姿勢などもあります。過激で北朝鮮寄りの大統領だと言えそうです。
(もっとも、最近の韓国は人気取り優先の政治家が多いので、国民感情でやり方が変わる可能性はあります。)
この状態が「ヤバイ」と言われるのは、このままだと韓国が滅ぶ可能性があるからです。
北朝鮮のミサイル問題が深刻化している現在、韓国はどちらかと言えば、アメリカや日本と仲良くした方が良かったはずです。
しかし、日本やアメリカと対立するような動きをするムンジェインが選ばれました。
結果的に韓国は孤立した国になっていってしまいます。
それを「良し」とするか、「ヤバイ」と見るかは、人それぞれでしょう。
ムンジェイン大統領 まとめ
以上、ムンジェイン大統領についてでした。
要点を整理すると、
・ムンジェイン大統領は、韓国ではそこそこの評判
・ただ、他の大統領と公約が似ているので、特別な人気はない
・露骨な反日なので、逆に評価する人も
・北朝鮮寄りになり、日本やアメリカと対立する姿勢が強い
・韓国が孤立していくので「ヤバイ」とも言われる
ということですね。
アメリカでドナルド・トランプ大統領が選ばれ、北朝鮮はミサイルを持ち出し、韓国も過激な発言の多い大統領が選ばれました。
歴史が大きく動いていく時代になっています。