2016年、動画サイトYouTubeで話題になったピコ太郎さん。
くだらなさを逆手に取ったシュールな笑いが反響を呼びました。
代表作のPPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)は、現在では一億回以上も再生されています。
世界的な人気者ですね。
そんなピコ太郎さんは、ネットでは「どうせすぐに消える」「やることなくなるだろ」とも言われていました。
が、新たな活動が開始。
なんと、今度はアニメ化されるようです。
ピコ太郎のアニメが話題

さて、どのようなアニメ作品になるのでしょうか?
タイトルは『ピコ太郎のララバイラーラバイ』
アニメ化と言っても、もちろん原作があるわけではありません。
タイトルだけでは正直なんのこっちゃピンとこないですね。
ですが、だからこそ話題が集まっているのでしょう。
公式サイトによると“台本なし”の物語とされています。
「マッチ売りの少女」「赤ずきん」のような童話・昔話の中に、ピコ太郎が現れるショートアニメになるそうです。
アニメは即興で、1作3分間。
企画・原案・音楽を担当するのは古坂大魔王さんです。
ですが、言ってしまえば古坂大魔王さんが扮するキャラクターこそが「ピコ太郎」です。
なので、実質制作者の人数はアニメとしては小規模になりそうです。
小規模制作の場合アニメーションの動きは、スライドなどが中心になることが予想されます。
イメージとしては、紙芝居に近いでしょう。
イラスト作者は谷口崇監督
監督、キャラクターデザインの谷口崇(たにぐち たかし)さんは
自主制作アニメが話題になったアニメクリエイターです。
過去作品としては、以下のようなアニメをを手掛けていました
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・『森の安藤』
・『茂雄はハンサム』[/aside]
公式でアップされている動画はこちらですね。
ピコ太郎さんと一見方向性は違うようですが、YouTubeでシュールな作品を公開している所は、共通点ですね。
また、過去の動画でもいわゆる台本をそのままなぞったような演技はしていません。
かなりアドリブの効いた喋りをいかしたアニメを制作です。
今回の即興芝居との相性も良さそうですね。
アニメ放送日はいつ?放送局情報は?
詳細は明らかになっていませんが、夏に放送とのことです。
2017年7月か、8月あたりを予定していると思われます。
またTV放送を予定しており、dTV他での配信もあるそうです。
ピコ太郎さんも谷口崇さんもYouTubeで注目を集めてきたクリエイター。
今後YouTubeでの配信があるのか気になる所です。
制作会社はDLE
では、ピコ太郎のアニメを作るのは、どこの会社なのでしょうか?
調べてみたところ、制作会社はDLE。
一般には知られていない会社名でしょう。
このディー・エル・イーは以下のような過去作品を制作しています。
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・「秘密結社鷹の爪」
・「3ねんDぐみガラスの仮面」[/aside]
などですね。
「タカの爪は聞いたことある!」と思った人も多いのではないでしょうか?
この制作会社DLEは、Flash職人が所属している会社です。
アニメ化の際にはFlashアニメーションを駆使したカオスな映像が期待できそうです。
ピコ太郎のアニメ まとめ
ざっとポイントをまとめると、以下のようになりますね。
・2016年にPPAPでブレイクしたピコ太郎が、2017年はアニメを作る
・即興3分の紙芝居に近い内容になる模様
・監督は、YouTubeで自主制作アニメが人気になった谷口崇
・少人数でアドリブ重視の作風か
・2017年夏に、TVやdTV他での配信
・制作会社は「秘密結社鷹の爪」などのDLE
話題のアニメ「ピコ太郎のララバイラーラバイ」
ピコ太郎さん自身もPPAPの時と同様に大作アニメを狙っているという考えはないようで、「クダラナイモノにできた気がします」とコメントしています。
ということで、こちらも肩の力を抜いて期待していきたいですね。