「向井理の祖母の芦村朋子ってどんな人?」と気になっている人が多いようです。
理由は、2017年6月24日公開の映画「いつまた、君と~何日君再来~」の内容のモデルになった女性だからです。
映画のサブタイトルは「何日君再来」。
中国語っぽい副題なので、「芦村朋子は中国人なの?」「出身などのwikiの情報が読みたい」と思って調べている人も増えているようです。
そこでこの記事では、芦村朋子さんについて調べてまとめてみました。
「いつまた、君と~何日君再来」とは?

さて、それでは向井理の祖母・芦村朋子さんが注目されているのは、「いつまた、君と~何日君再来~」の内容のモデルになった実在する女性だからです。
では、そもそも「いつまた、君と~何日君再来」とはどういった映画なのか改めて整理してみましょう。
「いつまた、君と~何日君再来」は、俳優の向井理さんが企画した映画です。
向井理さんと言えば、『ハチミツとクローバー』『ゲゲゲの女房』などの出演で知られる有名俳優。
その向井理さんが自ら映画を企画ということで、その時点で話題になりました。
ネットでは「俳優の変な妄想が映画になってもつまらないんじゃない?」「脚本家じゃないのに、大丈夫?」なんて指摘も受けました。
が、「いつまた、君と~何日君再来」の中身は、向井理さんの妄想ではありません。
以下のような中身の「実話」だったのです。
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・向井理には、芦村朋子という祖母がいた
・芦村朋子は、戦争中を含む厳しい時代を手記に残していた
・手記には中国での生活や、開戦と敗戦、戦後の苦労、商売の失敗や夫の他界が書かれていた
・その手記を、向井理は大学時代に読んだ
・家族と一緒に、芦村朋子の手記を自費出版しプレゼントした[/aside]
ドキュメンタリーになりそうなエピソードを、映画として構成して放映することにしたのですね。
制作にかかった時間は、なんと7年。
監督を「神様のカルテ」「白夜行」などの深川栄洋監督が務め、期待されています。
芦村朋子のwikiや経歴プロフィールは?
では、そんな「いつまた、君と~何日君再来」の重要人物の芦村朋子さんは、どのような女性なのでしょうか?
「wikiが読みたい」という人も多いようなのですが、残念ながら芦村朋子さんにはwikiがありません。
あくまで一般人だからです。
現時点で分かっているプロフィール情報をまとめると、以下のようになります。

名前 | 芦村朋子 |
名前の読み方 | あしむらともこ |
性別 | 女性 |
出身 | 愛媛県 |
子供 | 3人 |
生年月日などプロフィールになりそうな情報は、正直あまり公表されていないようです。
ただ、以下のような経歴があることは、映画のイントロダクションから判明しています。
夫婦の苦労の歴史ですね。
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・1940年頃、夫になる男性の吾郎と初めてデートした
・喫茶店では、歌手テレサ・テンの楽曲「何日君再来」がかかっていた
・吾郎は軍務で中国に行くので、朋子も中国へついていく
・1942年頃まで、南京や上海で生活していくが日本は敗戦
・土地や貯金もなくし、苦労する
・愛媛の朋子の家族と吾郎の人間関係もうまくいかなかった
・1947年頃から、朋子と吾郎は、中古車で運送業をはじめてが、失敗
・吾郎はタイル会社に勤めるが、入院や社員のお金の持ち逃げなどでまた職を無くす
・ところてん屋、かき氷屋、おでん屋などで生計を立てていく
・苦労しながら3人の子供が産まれる
・また仕事がなくなり、タイルの販売や製油所などで働く
・台風でまた仕事がなくなる
・それでも朋子と朋子は結婚してよかったと思う
・吾郎、47歳の若さで亡くなる
・朋子は実家の愛媛に戻る[/aside]
壮絶な生活ですね。
主に「仕事がない」と苦労している繰り返しです。
戦前は終身雇用などなかった時代。
終身雇用が崩壊した21世紀の日本と、実は近い部分があるのかも知れません。
出身やは中国人?画像や本の出版について

さて、そんな向井理の祖母・芦村朋子さんは「中国人なの?」とネットで言われています。
が、経歴を見れば分かる通り、芦村朋子さんは日本人です。
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・夫の軍務で中国で生活していた
・中国人歌手テレサ・テンの楽曲「何日君再来」が思い出の曲[/aside]
というふうに、中国に接点がありますが、生まれは愛媛県です。
芦村朋子さん本人の画像は公表されていないようですが、映画では尾野真千子さんと、野際陽子さんが演じました。
ちなみに、「手記は本として出版されないの?」と興味を持っている人もいるようですが、現状出版予定はないようです。
向井理さんが自費出版した、芦村朋子さんの手記自体は、あくまで個人的な内容。
読み物として完成度が高いわけでもないでしょう。
映画として実話を作品にできたので、手記が本になることは今後もないのではないでしょうか。
向井理の祖母・芦村朋子 まとめ
というわけで、向井理の祖母・芦村朋子さんについてでした。
・向井理の祖母・芦村朋子は、映画「いつまた、君と~何日君再来~」の内容のモデル
・芦村朋子の手記を、向井理が自費出版しプレゼントした実話を映画にした
・芦村朋子は、日本人。愛媛県出身。
・夫の軍務で中国へ行ったり、中国人歌手テレサ・テンの楽曲「何日君再来」が好き
・戦前から戦後の苦労をしてきた女性
・手記は出版予定はない模様
ということですね。
仕事がないと苦労しながら、幸せを見つけていく姿勢は、現代人にも共感される点が多いでしょう。
多くの人を勇気づける映画になりそうです。