『8年越しの花嫁』は、2017年12月に放映された映画です。
元になった『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』は、本が出版され、漫画化もされています。
映画の注目度もじわじわ増しており「8年越しの花嫁って、どこまで本当?」「モデルの尚志と麻衣本人は、現在どうしてるの?」「病名は?」と気になっている人が多いようです。
そこでこの記事では、『8年越しの花嫁』の実話の部分や、現在の本人たちについてまとめてみます。
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8年越しの花嫁は実話

「『8年越しの花嫁』はどこまで実話?」と思っている人が多いようです。
先に答えを言うと、以下のような部分は、だいたい実話です。
・2006年の末、西澤尚志さんと中原麻衣さんは、翌年の春に結婚を控えていた
・ところが、中原麻衣さんが突然病気を訴えた
・麻衣さんは「なぜか記憶がなくなる」と語る
・そして、狂ったように叫びはじめる
・最初は精神病院に運ばれたが、心停止になり、救急搬送
・予定していた結婚式を断念する
・意識不明の中原麻衣をさんを、西澤尚志さんは看病し続ける
・麻衣さんの手術を行うことになる
・手術後も、一年半以上意識は戻らないまま
・ある日、目が開くようになったが、会話はできなかった
・最初の入院から三年後、麻衣さんの表情変化ができはじめる
・四年後、回復して意思疎通ができるようになる
・それから長いリハビリを経て、結婚予定だった日から8年後、結婚式をあげなおした
ノベライズ化もされているので、読んでみてはいかがでしょうか。
現実のモデルは西澤尚志・中原麻衣

作中の人物は中原さんですが、実際の人物はどのような名前なのでしょうか?
結論から言うと、西澤尚志さん、中原麻衣さんは本名そのままのようですね。
元々、ノンフィクション書籍、ドキュメンタリーになったくらいですから、映画と同じになっています。
実際に病気になる前に撮られたプリクラもあり、年齢や場所もそのまま公表されています。
『8年越しの花嫁』は声優ではありません。
実際の病名は抗NMDA受容体脳炎

映画や小説にはよく「重たい病気」が出てきます。「重い病気ってなんだよ」と思いながら見るような作品もありますよね。
ですが、『8年越しの花嫁』は実話です。現実の病気は何だったのかが気になるところですよね。
『8年越しの花嫁』での病名は、抗NMDA受容体脳炎です。
抗NMDA受容体脳炎とは
抗NMDA受容体脳炎とは、脳の神経伝達物質によって起きる脳炎です。
中原麻衣さんの場合は、 卵巣にできた奇形腫という腫瘍が根本的な原因です。
その腫瘍を排除しようと身体が抗体を作るのですが、その自分の身体の抗体のせいで、で逆に脳に障害が起きてしまう病気です。
現在の本人は?
難病にかかった中原麻衣さん。現在のモデルになった本人たちはどうしているのでしょうか?
気になる方も多いと思いますが、素晴らしいことに、中原麻衣さんは元気に生活しています。

・自由に経って歩けるようになる
・運転や外出も普通にできる
・尚志さんとの間に子供ができた
と、順調に幸せな夫婦生活をしています。
子宮の病気ということで、お子さんを作るのは難しそうでしたが、無事出産もできたようですね。
8年越しの花嫁の実話モデル まとめ
というわけで、8年越しの花嫁の実話モデルについてでした。
・映画「8年越しの花嫁」は、中原尚志・麻衣による実話を元にした作品
・現実のモデルになった人物は、西澤尚志と中原麻衣
・実際の病名は、抗NMDA受容体脳炎
・子宮の腫瘍ができ、身体が作った抗体が逆に悪影響する病気
・現在、モデルになった中原麻衣本人は、元気に歩けるようになり、子供もできた
ということですね。
難病になると希望を失ってしまう人が多いでしょう。ですがこうした回復事例もあるのですね。
3割の方が回復しないということでもあるので、厳しい現実もありますが、希望を持ち続けると好転するケースもあるということですね。
「8年越しの花嫁」が気になっている方は、ぜひ実写映画を観てみてください。
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