やりがい搾取の企業が逃げ恥で話題!ディズニーやアニメ業界も?

スポンサーリンク

「やりがい搾取」という単語が議論されています。

「やりがい搾取」とは、簡単に言えば金銭的な報酬ではなく「やりがい」によってブラックな労働を強いること。教育社会学者で東京大学教授の本田由紀氏が作った言葉で、論争になっています。

「本人がやりがいを感じているのではいいのでは?」という意見と、「ワーカホリックになっているだけだ」という意見。結論を出すのは難しい議題です。

では、「やりがい搾取」に該当すると言われている企業は、どのような企業なのでしょうか? ディズニーやアニメ業界も該当するという説がありますが、そうなのでしょうか?

また、「やりがい搾取」は昨年話題になったドラマ「逃げ恥」こと『逃げるは恥だが役に立つ』がキッカケにまた注目されてと言われますが、どのような経緯なのか?

こうした様々な疑問について、この記事では調べてまとめてみました。

やりがい搾取の企業とは?

さて、「やりがい搾取」と言われる企業は、どのような企業が該当するのかみてみましょう。

本田由紀氏の意見では、次のような傾向があると危険だといいます。

(1)趣味性(好きなことを仕事にしている)
(2)ゲーム性(仕事の自己裁量性、自律性が高い)
(3)奉仕性(人の役に立ちたいという気高い動機)
(4)サークル性・カルト性といった特徴

つまり、働く人自身の夢や自己実現に関係したジャンルで、自分で考えて行動するような側面が強い。そして、なおかつ人の役に立つ感覚があり、それをサークルのような楽しげな感覚で包み込んでいるということですね。

すると、これに具体的に該当しそうな企業は、どこでしょうか?

ディズニーやアニメ業界も?

「やりがい搾取」の提唱者の本田氏は、バイク業や、ケアワーカー、居酒屋店員などを例に挙げていました。

また、ネットでは、ディズニーやアニメ業界などが該当するという説もありますね。

ディズニーはお客様に夢を見せることを徹底し、社員にもそれを軸に独自の教育をしていると言われます。ディズニーランドのスタッフなども、膨大な研修を受けています。

しかし、必ずしも給料が高くはない場合もあり、やりがい搾取説がでていますね。

また、ディズニー以上にブラックと言われがちなのがアニメ業界。

アニメはたった1話でも3000枚近くの絵を描いて動かしています。近年はCGも使われますが、CGだって人間が設計して制作していることは同じ。

1枚数百円という単価で働くアニメーターは、「好きなことをしている」という名目での搾取ではないかという説ですね。

こうしたディズニーやアニメーター以外にも、「やりがい搾取」の議論に出てきている業種をまとめてみましょう。

●趣味性が強い系
・アイドル
・芸人
・俳優
・子供向け番組
・セミナー業界

●人に貢献する系
・介護福祉系
・医療系
・ボランティア

●サークル感が強い系
・居酒屋、飲食系
・スポーツ系
・営業系

厳密な分類ではありませんが、上記のような声がありますね。

スポンサーリンク

逃げ恥で話題!?

さて、こうした「やりがい搾取」は以前から議論にはなっていました。が、ドラマ『逃げ恥』で取り上げられ、さらに議論が活発になったようですね。

逃げ恥で「やりがい搾取」が登場した時の画像はこちらです。

やりがい搾取の企業が逃げ恥で話題!ディズニーやアニメ業界も? やりがい搾取の企業が逃げ恥で話題!ディズニーやアニメ業界も? やりがい搾取の企業が逃げ恥で話題!ディズニーやアニメ業界も?

これは、『逃げるは恥だが役に立つ』の10話の場面です。

どういうシーンかというと、新垣結衣演じる主人公の森山みくりは親友がキッカケで商店街の会議に参加ときのことです。

主人公が善意から企画を提案してみたところ、その活動を「無報酬でボランティアでやって欲しい」「勉強になるから」と強要されかけてしまいました。

そこで、主人公がズバリ言い返すわけです。

社会問題に切り込んだ名シーンですね。

やりがいのない搾取は?

ただ、ここで疑問に思ったことがあります。

「やりがい搾取より先に解決しなければいけない搾取があるのではないか?」ということです。

どういうことか?

当たり前かも知れませんが、「やりがい搾取」を基準に企業を分類すると、次にように

・やりがいがあって、ホワイトな企業→最高のホワイト企業
・やりがいがなくて、ホワイトな企業→やりがいのないホワイト企業
・やりがいがあって、搾取している企業→やりがい搾取
・やりがいがなくて、搾取している企業→やりがいすらない搾取

こうしてみると、まず最初に解決しなければいけないのは、「やりがいすらない搾取」ではないでしょうか。

また、「やりがいのないホワイト企業」が本当にいい職場なのかは、なんとも言えません。

確かに、「やりがい搾取」は搾取側が無自覚である分やっかいなのかも知れませんが、現代社会の最優先とまで言えるのでしょうか?

1つ言えるのは「やりがいのあるホワイト企業」が一番いいということです。が、そんな素晴らしい企業ばかり作るのは、原理的に難しい気もします。。。

まとめ

ということで、やりがい搾取についてでした

・やりがい搾取とは、「やりがい」を報酬代わりにするブラック企業体質のこと
・ディズニーやアニメ業界などに「やりがい搾取」論争がある
・ドラマ『逃げ恥』で扱われてさらに注目された
・ただし、「やりがいすらない搾取」の解決が先かも知れない

仕事に関する、多くの人が感心を持っている話題です。
すぐに解決はしないでしょうが、ネットなどで議論を深め、問題提起することも、労働環境改善の一歩にはなるかも知れません。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です