健康・ダイエット

夜間熱中症の症状と対策方法5つ|エアコン室温や水の飲み方は?

ニュースなどでも毎年よくとりあげられる『熱中症』。

漠然と「こういうものでしょ?」とイメージできる方が多いと思います。

よく想像されるのは、昼間の暑い時期に外で「水分や塩分を摂らずにいるうち、倒れてしまう」といったイメージでしょうか。

しかしこの熱中症は、何も昼間の運動中などに限った話ではないのです。

実は9割もの人が、住居内での熱中症で亡くなっています。

その中でも、夜に起こる『夜間熱中症』というものがあります。

それがどういうものか? まとめてみました。

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そもそも熱中症とは?

そもそも熱中症とは

熱中症自体が具体的には案外知らない人も多いです。

まず、【体が暑さに適応できなくていろいろな症状が起きることの総称】

これを熱中症と言います。

そして熱中症の中でも重度の物を「熱射病」と分類します。

軽症から順番にまとめるとこのようになります。

熱けいれん、熱失神

[aside normal”]熱けいれん、熱失神

名前の通り痙攣、失神が起こる。
汗をかいた後に水分と塩分を摂らずにいると脳へ血液が送られにくくなり
これになりやすい。この時体温は正常で汗をかいている場合が多い。[/aside]

 ↓重度になると・・・

熱疲労

[aside normal”]熱疲労

症状は様々。汗をかいていて体の内部で器官の温度が上がっているものの
皮膚は冷たいという特徴を持つ。
水分と塩分の補給が追いつかず脱水状態になることで起こる。[/aside]

 ↓重度になると・・・

熱射病

[aside normal”]熱射病

症状が進行し、脳の中で体温調節を行っている所にまで障害が発生している状態。
意識障害、体温の上昇、汗は出ず、皮膚は乾燥している。
死の危険性があり、最も速やかに処置しなければならない。[/aside]

総称が熱中症 ちなみに日射病とは?

これらの総称が熱中症とされています。

「日射病」という単語も聞いたことのある方が多いと思います。

熱射病の症状が、強い直射日光に長時間さらされるなどして「太陽が原因で見られるもの」を日射病といいます。

つまりこれも熱射病の一種ということです。

熱中症について紹介してきましたが

これらを踏まえた上で『夜間熱中症』にも注目してみましょう。

夜間熱中症とは?

夜間熱中症とは

太陽が出ている昼のイメージがある熱中症。

実は熱中症によって亡くなっている4割もの人が、夜間に症状が発生して死亡しているのです。

では、夜間熱中症とはどういったものなのでしょうか?

夜間熱中症の症状

夜間に起こる熱中症が、『夜間熱中症』と呼ばれています。

そのため基本的には熱中症によって起こる症状と、あまり違いはありません。

具体的には、夜間熱中症は、以下のような症状です。

[aside warning”]夜間熱中症の症状の例

・めまい
・失神
・頭痛
・吐き気
などなど[/aside]

厄介なのは、熱中症自体が体調不良などで体力が低下している時に起こりやすいことです。

昼間に体力を消耗しきってから、夜間に熱中症になることが少なくないということですね。

暑い時期の夜に襲われる、急な頭痛や吐き気を伴う発汗は、熱中症のサインかもしれません。

夜間熱中症の原因

夜間熱中症の原因

夜間熱中症の原因も様々です。

その中でも原因となりやすいものをみていきましょう。

原因1 夜間の室温

夜は日が沈んでいる分真夏でも気温が下がっていることが多いです。

しかし、ここに落とし穴が存在します。

実は昼間に「壁」が日光の熱を吸収し、蓄えられた熱が、夜になっても放出し続けることがあります。

すると、むしろ室温は夜間に上がっていることが多いのです。

また、エアコンをつけたまま寝ると体に悪いという話はよく聞くと思います。

そのことからもどんなに暑い日であっても、寝る前にはエアコンを切ってしまう人は多いです。

当然、室温の上昇にもつながっているわけですね。

原因2 家の環境

そこまで気にする方は少ないかもしれませんが、寝室の位置にも原因が潜んでいます。

西に寝室がある場合は日光の当たっている時間が長いため、その間ずっと熱を蓄えています。

同様に、マンションの最上階に住んでいる場合も危険です。

日光の当たっている時間が長く、周りに熱を分散させる物もありません。

また、コンクリートにたまった熱は時間差で放出されるので、夜間に温まります。

環境にもそれぞれのリスクが潜んでいるのです。

原因3 水分不足

こちらは熱中症の原因としてはかなりポピュラーですね。

夜、寝ている間は健康な人であっても約200mlの汗をかいています。

その上でトイレに行きたくなって目が覚めて、後で水分を摂らずにまた寝てしまうと

夜間熱中症になりやすい体の状態が出来上がってしまいます。

対処方法は?

対処方法は?

原因はいくつかわかりました。

では、自分でできる範囲での有効な対策はどのようなものがあるのでしょうか?

エアコンの室温は28度以下

夜にエアコンをつけっぱなしにしたまま寝るのは抵抗がある方も多いと思います。

実際、体を冷やして寝るのは体によくありません。

その一方で体を冷やすことを避けるあまり、猛暑日に暑いのを無理に我慢して、体に負担をかけて救急車を呼ぶ事態になっては、本末転倒になってしまいます。

重要なのは使い方です。

室温が28度以下になるように設定しておくといいでしょう。

なお、エアコンの中でも除湿機能がついたものは非常に有効です。

夜間熱中症になりやすい環境は湿度も関係しています。

湿度が80%以上だと気温が低めでも危ないので、できれば湿度60%以下になるようにしたいですね。

窓や扇風機も効果的

エアコンがない場合は扇風機や窓で風通しを良くするのも重要です。

あまりの猛暑で窓を開けても気温が大して下がらない時もありますよね。

しかし窓や扇風機は湿度を下げる手段としても有効なので、活用する意味が十分にあります。

水の飲み方はこまめに トイレの後も

寝ている間に大量に汗をかくことからも、寝る前に水を飲むことは是非習慣にしておきたいですね。

それはトイレに行くために起きた時も同様です。

「またトイレに行きたくなったら嫌だ」

と言わずに、少しだけでも飲んでおいた方がいいです。

また普段起きている間は、水は一気に大量に飲む飲むのではなく、こまめに一口含む程度に摂ることで体の中に蓄えやすいです。

寝具の素材の工夫

寝具の素材によっても湿度や体温は変化します。

特に麻の素材には吸水性、吸熱、通気性、乾燥性、水に強いなど

夏に寝る環境に適した点がとても多いです。

麻の布団などで涼しくなる工夫をするのもいいでしょう。

日中によしずやすだれを使う

日中によしずやすだれを使う

「よしず」は、ベランダに立てかけておくだけで、壁に熱が蓄積していくのを抑えてくれます。

日光を遮りつつ、窓から風を通すこともできます。

水を少しかけておくことで涼しい風も入ってきていいですね。

すだれは、風を通しやすく熱を通しにくいという特徴を持っているので、カーテンよりも熱の対策に適しています。

何と言ってもエアコンをつけっぱなしにしているより、電気代がかからず環境にも優しいのが良いでしょう。

夜間熱中症 まとめ

以上、夜間熱中症のなりやすい原因と対策を挙げてきました。

しかし、もちろん全て徹底してやろうとする必要はありません。

普段から頭の隅にとどめておいて、思い出したら少し水を飲んでおくだけでも十分予防につながります。

できる範囲で気をつけて猛暑を乗り切りましょう。

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