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ゾンビ病とは?症状や対策と治療方法!日本に原因のハエはいる?

ゾンビ病をご存知でしょうか?

ゾンビ病は、リーシュマニア症という病気の別名です。

テレビでの特集を機に、「ゾンビ病って何?」「症状や対策は?」「日本でも感染するの?」などと、気になっている人が増えています。

この記事では、ゾンビ病の概要や原因、対策や治療方法などについて、調べてまとめてみました。

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ゾンビ病とは?リーシュマニア症の俗名

ゾンビ病とは?リーシュマニア症

さて、そもそもゾンビ病とは、何なのでしょうか?

ゾンビ病は、ゾンビのような症状の病気につけられた俗称です。正式な医学用語ではありません。ですから、ゾンビ病という厳密な用語は存在しません。

後述しますが、狂犬病やコタール症候群など、様々な病気が「ゾンビ病」と言われています。

とはいえ、一般に「ゾンビ病」と言えば、「リーシュマニア症」という病気のことです。

「ゾンビなんて変な呼び方だな」などと思ってしまいがちですが、皮膚や内蔵が腐る恐ろしい病気です。冗談では済まされません。

現在、世界保健機関の調査では「88か国1200万人」が感染していると言われています。

リーシュマニア症の症状

リーシュマニア症の症状

では、ゾンビ病ことリーシュマニア症が、どのような症状の病気なのかをみていきましょう。

リーシュマニア症には、見た目がゾンビのように崩壊してしまう症状があるので、「ゾンビ病」と言われます。

種類が3種類あって「皮膚」と「内蔵」「皮膚粘膜」のパターンが存在します。

3種類の症状は、以下の通りです。

皮膚リーシュマニア症

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皮膚リーシュマニア症の症状

・手足や顔の一部が腫れて、ボロボロのコブができる
・コブ(潰瘍)が大きくなり、まるで腐ったようになる
・コブに痛みが出て来る
・いつかは自然治癒する[/aside]

皮膚リーシュマニア症は、見た目が怖いですが、放置してもいつか治るのでまだ良い方です。

ただ、治っても跡が残ります。顔にできたりすると、まさに「ゾンビ」のようになってしまいます。

適切に治療した方がいいですね。

皮膚粘膜リーシュマニア症

[aside normal”]皮膚粘膜リーシュマニア症

・口や鼻などの粘膜が腫れる
・違和感や痛みが出て来る
・粘膜が破壊されていく[/aside]

皮膚粘膜リーシュマニア症は、皮膚リーシュマニア症の粘膜版です。

粘膜は消化や生殖とも関係する敏感な部分なので、適切に処置する必要があります。

内蔵リーシュマニア症

[aside normal”]

内蔵リーシュマニア症の症状
・高熱が出る
・体重が減る
・膵臓や肝臓が腫れる
・血球が減少する
・治療しなければ、数週間~数年で命の危険になる[/aside]

内蔵リーシュマニア症は、非常に危険です。

肝臓や膵臓の不全が起きるので、治療しなければ命の危機となります。

肝臓や膵臓がなければ、人間は生きていけませんから、恐ろしいことですね。

原因はリーシュマニア寄生原虫

原因はリーシュマニア寄生原虫

では、ゾンビ病になる原因は何なのでしょうか?

ゾンビ病(リーシュマニア症)は、リーシュマニアという寄生原虫が原因でおきます。

ようするに、小さな虫のせいですね。ただ、虫といっても、リーシュマニアは、顕微鏡を使わなければ見えないサイズです。

このリーシュマニアが、人間のマクロファージ(白血球の1種)に感染するとゾンビ病になります。

ご存知の通り、白血球は人間の免疫を守る大切な細胞です。その白血球の一部を狂わせ、その中でリーシュマニアは増殖していくのです。

感染経路はハエや犬

恐ろしい症状を聞いていると「どういう経路で感染するの?」と気になってきますよね。

リーシュマニアは、主に以下のような方法で人間に感染します。

[aside warning”]

・リーシュマニアを持つサシチョウバエが、人を刺して感染
・リーシュマニアに感染した犬が、人を噛んで感染[/aside]

一番多い感染経路は、サシチョウバエです。

サシチョウバエは、ハエの一種ですが、蚊よりも小さくて人を刺します。(普通のハエのイメージとは、違いますね。)

刺したときにリーシュマニアが体内に入ると、人に感染してしまいます。

また、犬から人に感染ったという事例もあります。

日本でも感染する可能性はあるが低い

そんなゾンビ病(リーシュマニア症)ですが、日本で感染する可能性はあるのでしょうか?

結論から言えば、日本国内でも感染する可能性はあります。

極めて低い確率ですが、国内でも原因のサシチョウバエが生息しているからです。

ただ、9割は、熱帯雨林や、乾燥地帯で起きている病気です。具体的には、大半が以下の地域で確認されています。

・アフガニスタン
・アルジェリア
・イラン
・イラク
・サウジアラビア
・シリア
・ブラジル
・ペルー
・インド
・バングラデシュ
・ネパール
・スーダン

これまでのリーシュマニア症の9割が、これらの国で報告されています。

また、サシチョウバエは日中ではなく夜の間に刺しにきます。したがって、熱帯地域で寝泊まりしない限りは、滅多に発症しないでしょう。

ボランティアや旅行で海外へ行く人は、気をつけなければいけませんね。

とはいえ、日本にもサシチョウバエは存在します。

リーシュマニア症になるかはともかく、日本でも虫からの病気感染は起きています。

虫からの病気は、対策した方がいいですね。

対策はサシチョウバエを避けること

「気をつけるといっても、何に注意すればいいのだろう?」と、思いますよね。

リーシュマニアの対策は、残念ながらあまりできません。予防注射などが存在しないからです。

強いて言えば、「とにかく、サシチョウバエに刺されないこと」が対策です。

具体的には、以下のような方法です

[aside normal”]

・熱帯雨林や乾燥地帯に行かない

・夜に出歩かない
・虫除けスプレーを使う(DEETという化合物が入っているタイプ)
・網戸やカーテンにも虫除けスプレーをかける
・長袖、長ズボンで行動する
・2階以上の高い場所で過ごす
[/aside]

まずは、そもそも近づかない、出歩かないことです。

外では長袖長ズボン、ハエは高く飛べないため、高い場所で過ごすのも予防になります。

虫除けスプレーを使う

また、虫除けスプレーは非常に有効です。

一般には「虫除けスプレーって効果あるの?」と思っている人も多いでしょうが、実はハエや蚊に対してとても効果的なのです。

逆に、虫除けスプレーがないと、屋内でも感染の危険性があります。

なぜなら、サシチョウバエは非常に小さいので、網戸や蚊帳があっても、スキマをすり抜けて、侵入してくるのです。

ですが、虫除けスプレーがあればスキマがあっても寄ってきません。

DEETという成分が入った虫除けスプレーを使っておけば、最適なサシチョウバエ対策になります。

虫除けスプレーは、ゾンビ病だけではなく、デング熱や日本脳炎、ウエストナイル熱、マラリア、チクングニア熱など様々な病気の防止になります。

こちらのスキンベープミストはDEETの成分を含んだ肌に優しいウォーターベースの虫除けスプレーですが、マダニ対策としても使えるため口コミでかなり評判が良いようです。

また、自宅での対策としては網戸にも虫除けスプレーをかけておくのが効果的です。

夏場は常備しておくといいでしょう。

治療方法は薬剤投与

実際にゾンビ病(リーシュマニア症)になってしまった場合は、治療方法はあるのでしょうか?

ゾンビのようになるしかないなら、恐ろしいことですよね。

リーシュマニア症は、薬剤による治療ができます。

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・アンチモン剤
・アンフォテリシンB
・ペンタミジン[/aside]

といった薬を使います。

治った人はいますが、専門家による治療が必須なので、感染したらとにかく病院へ行きましょう。

狂犬病やコタール症候群もゾンビ病と言われる

ちなみに、今回紹介したリーシュマニア症とは別に、「狂犬病」や「コタール症候群」も「ゾンビ病」と言われることがあります。

[aside normal”]

・狂犬病・・・動物に噛まれて感染。患者は平常心を失って暴れることがある
・コタール症候群・・・精神病。自分の内蔵が腐っているなどと感じる[/aside]

狂犬病の症状は、リーシュマニア症よりもゾンビらしいかも知れません。狂犬病はほぼ100%亡くなるので、その恐ろしさもゾンビウィルスのようです。

コタール症候群は「思い込み」ですが、本人にとってはまさにゾンビですね。

ゾンビ病の症状と原因・対策・治療 まとめ

ということで、ゾンビ病についてのまとめです。

[aside normal”]

・ゾンビ病とは、リーシュマニア症の別名。
・症状は、高熱などの他、皮膚がボロボロになったり、内蔵が不全になったりする
・原因は、リーシュマニアとう寄生原虫。サシチョウバエや犬から感染する
・日本にもサシチョウバエはいるが、主な感染地域は熱帯地域
・対策は、サシチョウバエに近づかず、虫除けスプレーなどを使うこと
・治療は、薬剤を使う
・狂犬病やコタール症候群も「ゾンビ病」と言われることがある[/aside]

ということですね。

ゾンビ病に限らず、虫に刺されて命の危険にさらされる病気になることはあります。

夏場は防虫に注意したものですね。

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