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隠れ心臓病とは?原因とチェック診断方法!予防対策や治療法を解説

隠れ心臓病をご存知でしょうか?

「自分は健康だ。健康診断の結果も良好だった」と、思っていたにもかかわらず、実は隠れた心臓だった、ということがあるのです。

テレビでも特集され、話題になっています。

ネットでは「自分も隠れ心臓病なんじゃないかって気がしてきた」「自分で診断するチェック方法はないの?」「予防の仕方が知りたい」といった声が出ています。

そこでこの記事では、隠れ心臓病の原因やチェック方法、予防などについてまとめていきます。

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隠れ心臓病とは?

隠れ心臓病とは

さて、隠れ心臓病とは、どのような病気なのでしょうか?

そもそも、「心臓病」とは、心臓の疾患全般を丸ごとひっくるめて呼ぶ総称です。

あなたも、心不全とか、心臓弁膜症とかいった病名は聞き覚えがあると思いますが、これらはすべて心臓病の一種です。

普通の心臓病も怖いものですが、健康診断で冠動脈などをチェックすれば、危険が発見できます。

また、本人に自覚できる症状も多いものです。

ところが、隠れ心臓病の場合は、冠動脈の状態は普通の人と同じだったり、自覚症状がなかったりします。そのため、病院でも発見されないケースがあるのです。

文字通り隠れ心臓病ということです。

隠れ心臓病も一種類ではありません。いくつかパターンがあるので、順番に紹介します。

冠動脈は正常 発見されにくい微小血管狭心症

冠動脈は正常 発見されにくい微小血管狭心症

隠れ心臓病の1つめのパターンは、微小血管狭心症です。

微小血管狭心症の場合、どこに異常があるのかというと、心臓の微小血管です。

つまり、血液が流れる表の道路である冠動脈ではなくて、細い小道(微小血管)の方が、狭くなってしまっているのです。

小道といえども、詰まってしまうと心臓に酸素や栄養が送られなくなります。

この小道の異常が、隠れ心臓病の一つ「微小血管狭心症」です。

微小血管狭心症の症状

では、隠れ心臓病には、どのような症状があるのでしょうか?

個人差はありますが、以下のような症状に見舞われると言われます。

[aside warning”]

・安静にしていても、息苦しさを感じる
・胸の広い範囲に、痛みや圧迫感がある
・激しい痛みが起きる
・5分~半日以上継続している
・更年期障害のような症状がある[/aside]

病院に行っても「更年期障害じゃないか」と言われてしまうことも多いようです。

診断ミスがあると医者を責めたくなりますが、冠動脈の検査をしても「正常」にしか見えないので、仕方がない面もあるでしょう。

微小血管狭心症の原因と治療

微小血管狭心症の原因は、「女性ホルモンのエストロゲンが減っているせい」です。

年齢によって女性ホルモンが減ると、元々細い血管がさらに収縮します。

よく血管が細くなって冷え性になると言いますよね。

冷え性が心臓にも表れた状態が、微小血管狭心症なのです。

治療方法は、カルシウム拮抗薬や、ホルモン補充を行うことです。

ホルモンバランスで血管が細くなっているのが原因ですので、血管を広げられると、大きく改善されます。

痛みがないのに危険な無痛性狭心症

痛みがないのに危険な無痛性狭心症

隠れ心臓病には、他のパターンも存在します。

2つ目のパターンは、無痛性狭心症です。

無痛性狭心症は、1つめの微小血管狭心症とは違って、検査を受ければすぐに発見されます。

冠動脈が詰まっていることが、画像に写るからです。

しかし、やっかいなことに、無痛性狭心症には痛みがありません。そのため、自覚症状がなく、病院に行かない人が多いのです。

ですから、発見が遅れてしまうというわけです。

無痛性狭心症の症状

痛みがないかわりに、無痛性狭心症のは以下のような症状があります。

[aside warning”]

・咳が止まらないほど出る
・一ヶ月10キロなど、急激に肥満になっている
・息苦しさが続いている[/aside]

一見、心臓には無関係に見える症状ですよね。

肥満や息苦しさは「運動不足かな」なんて思ってしまう人もいるでしょう。

無痛性狭心症の原因と治療

無痛性狭心症の根本原因は、不健康な食生活や喫煙などで、冠動脈が補足なり詰まってしまうことです。

これだけなら、普通の心臓病と同じですね。

ただ、無痛性狭心症は、普通の心臓病に、糖尿病や加齢が重なった状態です。

そのせいで、痛みがマヒしてしまっており、心臓病なのに痛くないのです。

「痛くないならいいじゃないか」と思ってしまいがちですが、痛みもなく突然倒れて、命がなくなる可能性があるのです。

治療方法は、まずは薬の使用です。ニトログリセリン製剤、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗血小板薬などを症状に合わせて使います。

ただし、重度の場合は薬だけでは改善されません。手術によって、心臓の血管を広げる必要があります。

診断やチェックの方法は?

診断やチェックの方法

さて、隠れ心臓病はどのようにチェックしたらいいのでしょうか?

微小血管狭心症と、無痛性狭心症とで、大きく診断方法は変わります。

微小血管狭心症の場合は、「胸の痛みや圧迫感と、更年期障害の症状が合わさっている」ことが特徴です。

この症状ががあるかどうかが、チェックポイントになります。

一方、無痛性狭心症の場合は、素直に病院で心臓病の健康診断を受けることです。

咳や肥満以外には自覚症状がないので、自己診断はできません。

幸い、無痛性狭心症の場合は検査に引っかかりますから、やはり定期的な健康チェックが大切になります。

隠れ心臓病の予防方法

ちなみに、隠れ心臓病の予防は、至って普通の健康法です。

というのも、「隠れ」であることがやっかいですが、隠れ心臓病も根本原因は、ホルモンバランスや、食生活の問題などで起きています。

・健康的な食事をして、しっかり睡眠をとること。
・どうしても体調が悪ければ、病院で検査をうけること。

当たり前のようですが、こうした「当たり前」こそが予防になります。

隠れ心臓病 まとめ

というわけで、隠れ心臓病についてでした。

最後に、ポイントを整理しておきます。

[aside normal”]

・隠れ心臓病とは、普通の心臓病と違って、発見されにくい心臓病
・検査に引っかからない「微小血管狭心症」と、痛みがない「無痛性狭心症」がある

・微小血管狭心症は、女性ホルモンバランスが原因で起きる。
・微小血管狭心症の症状は、痛みや圧迫感、更年期障害の症状など
・微小血管狭心症は、薬で治療する

・無痛性狭心症は、一般的な動脈硬化と、糖尿病や加齢が重なって起きる
・無痛性狭心症の症状は、急な肥満や咳など
・無痛性狭心症の治療は、薬や手術

・予防は、食生活や睡眠と健康診断など当たり前の積み重ね[/aside]

ということですね。

ちなみに、テレビ番組「その原因、Xにあり!」で隠れ心臓病と一緒に特集されていた「寒冷じんましん」や「マクロファージ」については、以下の記事で解説しています。

寒冷じんましんへの対応と治し方は?子供はプールやクーラーに注意!

隠れ心臓病とは?原因とチェック診断方法!予防対策や治療法を解説

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