毎年恒例の、24時間テレビ。
近年でも「日本人の3人に1人が見ている」というような高視聴率をとることがあり、圧倒的人気番組になっています。
生放送ならではの緊張感や熱気も伝わってくるのが、面白さですね。
しかし、生放送だけに放送事故やハプニングもあります。
中には「やらせなのでは?」と言われてしまった事件もあるのです。
この記事では、そんな24時間テレビの放送事故、マラソンの不正、やらせ疑惑などハプニングについて、まとめてみました。
〜もくじ〜
24時間テレビの放送事故やハプニング
普通、テレビは収録して、編集して放送されます。
ところが、24時間テレビは生放送で、しかも時間は連続24時間。スタッフも徹夜になるため、当然放送事故が頻発します。
具体的には、24時間テレビで起きた放送事故として、以下のようなものがあります。
小島よしおが熱湯で熱がらない

2007年の24時間テレビで、小島よしおさんが、熱湯をかけられるという罰ゲームを担当しました。
普通の芸人なら「あちち!」とリアクションをとるところでしょう。
しかし、小島よしおさんは、特に熱がらずに平然としてしてしまったのです。
つまり、「お湯が意外と熱くない」という事実がが判明してしまったわけですね。
安全が確保されているとわかったので、微笑ましい放送事故ではあります。
とはいえ、収録番組なら、確実にカットされる場面でしょう。
オリエンタルラジオ藤森、伏せ字声に出す事件

2011年、オリエンタルラジオの藤森さんは、女性芸能人との妄想恋愛を語るコーナーを担当。
ちょっと気持ち悪いくらいの妄想シチュエーションを、熱弁していたのです。
一応公共放送のマナーを守るためなのか、「妄想に登場する女性は誰か」は、秘密にした上で語るというルールがあるコーナーでした。
ところが、藤森さんは「素敵だしさ、ベッキー」と発言。名前を声に出してしまったのです。
収録なら「ピー」音が入る箇所なのですが、生放送のためそのまま放送されてしまいました。
一般人と大倉忠義の握手ハプニング

生放送には、芸能人だけではなく一般人も写ります。
もちろん、通常は一般人もマナーを守って出演するのですが、事件が起きることもあります。
2014年一般人が出演者に握手を求めてくる場面が放送されました。
出演者の村上信五さんは、その一般人と笑顔で握手。
続いて、大倉忠義さんと握手・・・するはずだったのに、放送事故発生。
なんと、一般人の方が大倉忠義さんとの、握手を拒否。
手をはらいのけてしまったのです。
どうやら、その一般人の方は大倉忠義さんが嫌いだったみたいです。
その様子が全国放送されてしまうハプニングでした。
24時間マラソンの放送事故・ハプニング
24時間マラソンでも、数々の放送事故・ハプニングが発生しています。
間寛平、人だかりで走行不能!ゴールできず

1992年、一番最初の24時間マラソンで、間寛平さんにハプニングが起きました。
結果、ゴールできなくなってしまったのです。
「ゴールできない」といっても体力の問題ではありません。
「放送現場を見よう」という一般人の野次馬が多すぎて、走ることができなくなったのです。
そのため、間寛平さんには体力が残っていたにもかかわらず、放送中にはマラソンでゴールができなくなってしまいました。
そのため、翌年以降は「どこを走ってか」というコースは、大体的には発表されないことになりました。
放送中に時間に間に合わなくてゴール失敗

もちろん、単純に「放送中に完走できなかった」という事例もあります。
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・ダチョウ倶楽部
・山田花子
・大島美幸[/aside]
といったランナーのときには、放送中に規程のコースが走れませんでした。
ゴールしないまま、番組終了となる残念な年となりました。
「ゆっくり走ってください」の音声が入る

逆に、早くゴールしすぎるパターンもあります。
24時間テレビのスタッフとしては「マラソンのゴールは、番組のラストにしたい」と思うものです。終盤が感動的になりますからね。
ところが、2016年の林家たい平さんがランナーのときは、計画よりもにも順調すぎたたのです。
「このままでは番組の中途半端なタイミングで、ゴールしてしまう」と思ったからなのか、スタッフが林家たい平さんに「ゆっくり走ってください」と指示。
時間の調節をしようとしたようです。
ところが、マイクが「ゆっくり走ってください」というスタッフの指示まで拾ってしまいました。結果的に、時間調節の指示が、全国に生放送で聞こえてしまったのです。
嘘などがバレるの放送事故ではありませんが、「やっぱりタイミングの調節とかはあるんだなー」と思ってしまいますね。
マラソンのやらせや嘘?ワープや自動車移動の疑惑
24時間マラソンは、「やらせだ」「嘘だ」「偽装だ」といわれてしまった疑惑もあります。
やらせと言わせた事例として、以下のようなエピソードがあります。

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・2002年、西村知美が1時間で20キロ進んでいた
・2012年、佐々木健介・北斗晶がランナーのときに、3歩で6キロ進んだ
・2013年、森三中の大島美幸の走行距離が短い?[/aside]
2002年、西村知美さんは、20キロを1時間で進んだと言われます。
2012年の佐々木健介さん・北斗晶さんは、たった3歩で6キロ進んだような表示が出てしまいました。
普通、人間は1時間で10キロ走れば十分です。
それが、一瞬で倍速以上で動いているのだから、驚きですよね。
ネットではワープ(車移動)と言われています。
ただ、これは文字テロップのミスかも知れないので、走る距離の嘘かどうかは、分かりません。
その他、大島美幸さんが走ったとされる距離は88キロなのに、「地図で見ると48キロしかなかった」というネットの指摘も話題になりました。
ただ、これは直線距離と、曲がりくねった道を実際に走ったときの差のようです。嘘というほどではないようですね。
とはいえ、以下の記事に書いたとおり、TOKIO・城島さんが走ったときに、本当に100キロ以上走っていた事実は証明されています。
何もかも嘘だらけというわけでもなく、基本的にはしっかり走っていることが分かっています。
24時間テレビマラソンランナー歴代走者一覧!距離やギャラ情報まとめ
視聴者のツッコミは細かいようですが、24時間テレビは、チャリティや感動をウリにしています。
「やらせや過剰演出での感動演出なんて許せない」という意見が出るのは、当然でしょう。
24時間マラソンの放送事故やハプニング まとめ
というわけで、24時間テレビについてでした。
・24時間テレビは生放送で行われるため、放送事故も多い
・リアクション芸や、音声が入ってしまう放送事故や一般人のハプニングなどがある
・24時間マラソンは、やらせ疑惑もある
・とはいえ、基本的には公表通り走っている
ということですね。
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