喉の老化現象や症状とは?老化を防ぐトレーニング方法についても

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「喉にも老化現象があるの!?」ということが、話題になっています。

一般的に「老化」というと、肌や筋肉、骨などが老いていくイメージがあります。肌のお手入れをしたり、足腰の運動を心がけている人は多いでしょう。

ところが、実は「喉も老化する」のです。

たとえば、「声が老けた」「せきばかり出る」「食事中にむせる」といった症状が増えていくのが、喉の老化現象です。

喉の老化を放っておくと、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という病気になる危険もあります。

そうした喉の老化の危険性が、最近、テレビや雑誌で特集されるようになりました。

世間では、「自分も喉の老化がしてないか、心配」「会話や食事が不自由になるのが、不安だな」「喉の老化の防止には、何をすればいいの?」と、関心を持つ人が増えているようです。

そこでこの記事では、「喉の老化現象とは何か?」「どういった症状があるのか?」「喉の老化を防止する方法」ということについて解説していきます。

対策のために具体的に何をすればいいのかまで、丁寧にお伝えしていきます。

喉の老化現象とは?

さて、喉の老化現象とは、一体なんなのでしょうか?

喉の老化現象とは、歳をとったせいで、喉の筋力が衰えていくことです。

より具体的に言えば、「のど仏」がコントロールできなくなってしまうことが、問題になります。

どういうことか? 説明していきます。

のど仏と声帯が弱る?喉の仕組みとメカニズム

のど仏と声帯が弱る?喉の仕組みとメカニズム

そもそも、人間はしゃべるためにも、食事をするためにも喉を使っています。そのために重要な役割をしているのが、「のど仏」です。

のど仏は、医学的には「甲状軟骨の喉頭隆起」といいます。男性だけではなく、子どもにも女性にもついています。

のど仏は、喉頭拳上筋群という筋肉でコントロールしていて、食べたりしゃべったりするときに、自然に動いています。

・呼吸するときは、のど仏を開く
・ご飯を食べるときは、のど仏を閉じる

というふうに、無意識に調節されているのです。

ですが、加齢によって喉頭拳上筋群の筋肉が弱ってくると、のど仏がうまく動かなくなってしまいます。

すると、「喉頭蓋(こうとうがい)」という喉のフタの部分が、閉じなくなるのです。

また、内喉頭筋(ないこうとうきん)という声帯を閉じる筋肉が、閉じられなくなることもあります。

結果、食べ物を上手に飲み込めなくなったり、声帯が弱って、老けた声になったりしてしまうのです。

こうした喉の筋肉のコントロール不全を、「喉の老化」と呼びます。

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喉の老化の症状は?自己診断チェック

では、喉の老化現象には、どのような症状があるのでしょうか?

「自分も喉が老化してないかな?」と、気になるものですよね。

喉が老化すると、次のような症状が現れます。当てはまるかどうか、自己診断でチェックしてみましょう。

喉の老化現象の自己診断チェック項目

・食事のときに、よくむせる
・風邪でもないのに、せきが出る
・食べ物が気管に入って、せきこみやすい
・高い声が出なくなった
・大きな声が出せなくなった
・声がかすれてしまう

項目に多く当てはまった場合は、喉の老化が起きている可能性が高いです。

とくに、40代以降の方は対策した方が良い状態でしょう。

のど仏と声帯の老化の危険 誤嚥性肺炎も?

喉の老化は、実は大きな危険性をはらんでいます。

一見「喉が老化しても、大したことは起きないだろう」と思われがちですが、そうではないのです。

喉が老化すると、食べ物がうまく飲み込めなくなっていきます。

すると、食べ物が胃ではなく、気管や肺に入ってしまうのです。それによって、誤嚥性肺炎という肺炎になる人も多くいます。

誤嚥性肺炎とは、食べ物が間違って肺に入ることがキッカケで起きる肺炎です。呼吸が苦しくなり、高熱が出て、高齢の場合はそのまま寝たきりになる人もいます。

喉の老化が、会話や食事の不自由につながるのです。侮れない現象だと言えます。

喉の老化現象の原因は? 筋力低下や酒タバコ

喉の老化について知ると「なぜ、喉の老化が起きるの?」「原因が知りたい」と思うものですよね。

喉の老化現象の原因は、以下のようなものがあります。

・喉を使っていないために、筋肉が衰える
・酒やタバコの悪影響
・ホルモンバランスの変化
・乾燥している

まずは、全身の筋肉と同じように、喉を使わないせいで衰えるということがあります。たまに大きな声をだしたり、よく噛んで、よく飲み込む健康的な食生活をしているかがポイントになるのです。

また、「酒やけ」というように、お酒が原因で声帯が弱ることもあります。

厳密には、アルコールが直接的に喉を焼いているわけではありません。ただ、お酒を飲むと喉の水分が減って、痛みやすくなります。にも関わらず、大きな声を出したくなるので、喉の状態が悪化するのです。

そして、よく言われることですが、タバコも喉に悪影響です。タバコの煙で喉が低音やけどになっていたり、乾燥したり、煙の成分で傷つくため、喉の老化がおきます。

その他、更年期障害によるホルモンバランスの変化や、部屋の乾燥などでも、喉の老化に繋がることがあります。

喉の老化を防ぐ方法 トレーニングと「のど活」

喉の老化を防ぐ方法 トレーニングと「のど活」

では、喉の老化現象を防ぐには、どうしたらいいのでしょうか?

喉の老化を防ぐ方法は、次のようなものがあります。

・喉のトレーニング
・のど活

順番に、説明していきます。

喉の老化防止トレーニング方法 発声やカラオケも

喉の老化防止のためにトレーニングは、以下のように行います。

・1.水を飲む
・2.深呼吸する
・3.「いー」と発声する
・4.ドレミファソラシドの音階で「いーいーいーいー」と5回~10回発声していく
・5.高い声と低い声を交互に「い↑い↓い↑い↓い↑い↓」と5回~10回発声する

まずは、喉を傷めないように、保湿のために水を飲みます。お茶や清涼飲料水だと、逆に水分が奪われることがあるので、水にしましょう。

そして、深呼吸をします。深呼吸だけでも、喉や肋間筋、横隔膜などを使えるので、喉の老化防止に効果的です。

続いて「いー」と発声しましょう。「い」は喉を開く声なので、効率よく鍛えることができます。

次に「ドレミファソラシド」の音階になるとうに、「いー」を伸ばしていきます。高齢になると、歌を歌わない人も、多いでしょう。

ですが、声は出さないと衰えていきますので、高低のある音を発することが、トレーニングになります。

最後に、高い声と低い声を交互に「い↑い↓い↑い↓い↑い↓」と発声します。のど仏スクワットという方法で、のど仏を上下させるので、筋肉が鍛えられます。

また、別のトレーニングとして、「風船をふくらませる」ということも、いい訓練になります。風船をふくらませられるくらいの肺活量の維持が、自然とできるためです。

こうしたトレーニングを毎日行っていくことで、喉の老化防止が期待できます。

のど活で老化防止!おしゃべり・保湿・運動も効果的

「あらたまったトレーニングは、習慣化できるか心配だ」という人もいるでしょう。

その場合は「のど活」するのがおすすめです。

「のど活」とは、「のどを使う活動」を指す言葉です。

具体的には、以下のようなものです。

・日常的に鼻呼吸で過ごす
・人と会話をする
・笑う
・カラオケに行き、歌う
・水をのむ
・ウォーキングなど有酸素運動をする

口呼吸のくせがあると、のど仏のコントロールがおかしくなります。呼吸と食事のときの、喉の筋肉の使い分けができなくなるためです。日常的に、鼻呼吸をするように心がけましょう。

そして、人としゃべったり、笑ったりするのも大切です。会話によって、喉が鍛えられますし、笑えば横隔膜が大きく上下するので、老化防止になります。

カラオケはとくに効果的です。呼吸機能全般を使いますし、のど仏も動かします。歌手や声優の方は、喉の老化がしにくいと言われます。喉の老化を防ぐためにも、カラオケを趣味にしてみるのはいいでしょう。

日頃から水を飲んで、喉を乾燥させないようにするのも大事です。カラオケのときも、お酒やお茶ではなく、水を飲んだ方が、保湿になって喉に良いです。

その他、一見すると喉に関係なさそうですが、ウォーキングなどの有酸素運動も効果があります。有酸素運動は、呼吸機能を使います。水泳やジョギング、ウォーキング、体操などをすると、喉の老化防止にもなるのです。

喉の老化現象 まとめ

というわけで、喉の老化現象についてでした。

・喉の老化現象とは、のど仏や声帯の筋肉が衰えること。食事や会話に支障が起きる
・自己診断したいときは、「むせたり、せきが出たり、声が出しにくくなってないか?」をと症状をチェックする
・喉が老化すると、誤嚥性肺炎になる危険もある
・喉の老化の原因は、筋肉の衰えや、酒やタバコ、ホルモンバランス、乾燥など
・喉の老化を防ぐトレーニングや「のど活」で喉を大切にしながら、鍛えると老化防止できる

侮れない危険性のある、喉の老化現象。

ただ、「人と会話して、歌って笑って、運動して、水を飲む」という健康的な行動をしていれば、十分に対策ができます。

喉以外のためにも健康的な習慣ですので、ぜひ実践していきましょう。

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