金栗四三(かなくりしそう)さんと言えば、日本人で初めてオリンピック選手になった人物です。
1911年にはストックホルムオリンピック予選で世界記録を出しながらも、日射病や戦争のせいで活躍の機会を奪われるなど、波乱万丈の人生を歩んできました。
その人生は2019年放送のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』の題材になることが決定し、あらためて注目を集めています。
だからこそ、「金栗四三の子孫は生きているの?」「家族はいたの?」「写真や名言が知りたい」と様々なことを気にしている人がいるようです。
そこで今回は、金栗四三さんについて調べてまとめてみました。
金栗四三(かなくりしそう)のプロフィール
出身 熊本県 玉名郡春富村
名前 | 金栗四三(かなくりしそう) |
性別 | 男性 |
生年月日・年齢 | 1891年8月20日 |
職業 | マラソン選手 |
金栗四三さんの名前の読み方は「かなくりしそう」さんです。
1891年8月20日に熊本で生まれ、現在でいう筑波大学に入学し、マラソン選手として活動。92歳になる1983年まで存命でした。
ちなみに、NHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』では、中村勘九郎さんが金栗四三さんを演じます。
金栗四三(かなくりしそう)の写真や名言も紹介!
そんな金栗四三さんの写真を見てみましょう。
こちらの写真に載っているのが、選手時代の金栗四三です。

写真に有名な金栗四三さんの名言も表示されていますね。
体力、気力、努力
また、金栗四三さんは、54年かけてマラソンにゴールした名言も遺しています。
どういう経緯かか説明しましょう。
金栗四三さんはストックホルムオリンピックで日射病で倒れて、当時ゴールすることができませんでした。
その54年後の1967年3月21日にストックホルムオリンピックの式典にて、改めて「ゴールした」という扱いを受けることになったのです。
以下の言葉が、そのゴールの時に名言です。
長い道中でした。
その間に孫が五人生まれました。
金栗四三(かなくりしそう)の家族や子孫は?
さて、金栗四三さんの子孫はいらっしゃるのでしょうか?
そもそもご家族がいないと子孫もいないわけなので、ご家族についても気になるところですよね。
結論から言えば、ご子孫は存命のようです。
まず、上の名言の通り、金栗四三さんは結婚して妻ができ、6人の子供が生まれています。
その6人子供からは孫が生まれ、存命中に10人のお孫さんとなったようです。
そのお孫さんからひ孫さんが生まれています。
2012年には、ひ孫さんが100年前に金栗四三さんを介抱したストックホルムの農場の方を訪ねているという情報があります。
現在も金栗四三さんの家系の方はお元気なのですね。
金栗四三(かなくりしそう)のまとめ
というわけで、金栗四三さんについてでした。
要点をまとめると、こうなります。
- 金栗四三(かなくりしそう)さんは、1891年生まれのマラソン選手
- 日本初のオリンピック選手
- 「体力、気力、努力」が名言
- ストックホルムオリンピックで倒れてゴールできず、54年年後にゴールしたエピソードや名言も有名
- 金栗四三さんの子供は6人
- お孫さんは10人、ひ孫さんも誕生している
ということですね。
まさに物語になるようなドラマティックなエピソードがありますね。
『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』では、中村勘九郎さんと阿部サダヲさんの主演で『あまちゃん』のスタッフがドラマを制作します。
どのようなドラマになるか、期待ですね。