魔法の杖や変身薬、誰もが一度は憧れる空飛ぶホウキに、百味ビーンズやバタービール・・・
今もなお全世界から愛され続ける魔法の世界。ハリー・ポッターはお好きですか?
しかし「たくさんあって、もはやどれから見るのか分からない!」という方や、「見たことはあるけれど、あれは何作目だったっけ?」という方もいますよね。
今回は、ハリーポッターシリーズの映画を見る順番と、各作品の簡単なあらすじをご紹介します!
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ハリーポッターの映画は全部で何作?
映画のハリーポッターシリーズは全部で8作品あります!
主人公のハリーがホグワーツ魔法学校に入学してから卒業するまでの7年間を1年ずつ描いているのです。
最後の作品は7年生の「死の秘宝」がPART1とPART2に別れていて、全8作品です。
※ハリーポッターと死の秘宝PART1より。ハリーがたくさん。
毎回物語は9月から始まり、雪深い冬が来て、1つの事件を通じて成長したハリーたちが人間界に帰っていきます。
そしてまた新学期前の人間界でのドタバタからストーリーが始まっていくという流れです。
撮影に年数がかけられている大作なので、新学期が来るたびに1年とは思えないほどハリーとロンとハーマイオニーが大きくなっていきますが(笑)
この3人の俳優陣が変わらず8作全てのシリーズを演じきってくれたことで、より見やすい映画になっています。
シリーズ作品を見る順番は?
それでは、まずは見る順番を。忙しい現代人の為に、順番とポイントだけ駆け足でいきます!
①ハリー・ポッターと賢者の石
まずはここから。ハリーポッター、ホグワーツ1年生。「賢者の石」を探す話です。
最初だからと思ってなめてかかっていると、これから先の魔法単語についてこれなくなってしまいます(笑)
「あの時のあれかー!」というものが後から出てくるのがハリーポッターなので、目と耳をかっぽじって見たい初作です。
②ハリー・ポッターと秘密の部屋
ホグワーツ2年生。とにかく「秘密の」部屋なので、謎解き要素が強いですね。
大体のハリーポッター挫折者は、この2作目で”あまり面白くない”と脱落します。
しかし、後から見返すとこの秘密の部屋は超重要です。
そして初代ダンブルドア校長を見られるのも、この秘密の部屋までなんですよ。
③ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ホグワーツ3年生。
おめでとうございます!ここまで見られたらあとは流れに身を任せるだけです!
アズカバンという、日本でいうなら網走刑務所のようなところから脱獄した魔法使い、シリウス・ブラックが登場します。
④ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ホグワーツ4年生。
三大魔法学校対抗試合の選手に勝手に選ばれたのに、周りから疑われるハリーの不運さたるや・・・
しかし、この辺りから話はとても壮大なものへと繋がっていきます。結構衝撃のラストです!!
⑤ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ホグワーツ5年生。
権力と真実。お役所仕事と実際に起こっていることは違いますよね。
分かりやすく言えば、スカッとジャパンくらいの痛快さがある5作目ですが、だんだんとストーリーが重たくなってきます。
⑥ハリー・ポッターと謎のプリンス
ホグワーツ6年生。
ダンブルドアによる個人授業と、またしても衝撃のラスト。
さぁ、残り1年間です。
精神力で最後まで見守りましょう。
⑦ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
ホグワーツ7年生。
もはやラスト1年はホグワーツに行かず、魔法界の戦争です。
個人的に一番好きなのがこの”死の秘宝PART1”なのですが、今までのことが繋がっていくので過去の作品を見返したくなりますよ。
⑧ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
最後まで杖と呪文で戦うのがハリーポッターの世界。
最終話となる死の秘宝PART2では、PART1に続きシリーズの伏線回収がされていきます。
手に汗握る戦いとストーリー展開。PART1と合わせて何度見ても面白いですね。
上記8作品がシリーズの順番です。
それではこんがらがらない為に、各話のあらすじをもう少し見てみましょう!
全作のあらすじや感想を紹介
ここから先はネタバレも含みますので、楽しみたい方はご注意を。
あらすじよりも映画をいますぐ観たい!という方は、動画配信サービスで見るのがおすすめですよ。
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ハリー・ポッターと賢者の石のあらすじ
幼くして両親を亡くし、親戚の家の階段下で不遇の暮らしを強いられるハリー・ポッター。
そんなハリーの元にホグワーツ魔法学校から入学案内が届くところから物語はスタートします。
今まで人間界で人間として生きてきたハリーにとって、魔法界は別世界。
賢者の石とは、全ての金属を黄金に変え、飲むものを不老不死にする「生命の水」を作り出すという、ヴォルデモート卿の復活に欠かせないアイテムです。
両親を殺したヴォルデモートとの因縁の対決が幕を開けます・・・!
まだ小さなハリーたちが友情を育み、懸命に戦う姿に、大人も子供もドキドキする!
しかも魔法!!!ドキドキ!!
あれ、でもなんか意外と怖い!?
そう。ハリーポッターの素晴らしいところは、魔法にもしっかりと制約が設けられているという点。楽しいだけではなく、魔法の怖さも描いています。
ともあれ華やかな第1作目。
余談ですが、ハリーポッターシリーズのワーナー・ブラザースのロゴはこの賢者の石から死の秘宝PART2に向かってだんだんと錆びていきます。
なので全て見終わってから、また賢者の石に戻ってくると、もはや安心感しかありません。
ハリー・ポッターと秘密の部屋のあらすじ
ハリー、2作目にしていきなりホグワーツに戻れなくなってしまいます。
ETレベルで、いいジャケットですね♪
屋敷しもべのドビーが現れ「ハリーポッターはホグワーツに戻ってはなりません」と謎の発言。
去年、あんなに揉めて入学したのに!!?
その言葉の通り、ハリーは魔法界への入り口を閉ざされてしまいます。
やっとの思いでホグワーツに戻りますが、マグル出身の生徒が次々に石にされていく事件が勃発。
どうやら「秘密の部屋」が開かれたらしい。
秘密の部屋を開けるのは「スリザリンの継承者」。
ハリーたちはその継承者がマルフォイなのではないかと思い追跡しますが、ひょんなことから蛇語を話したハリーに「スリザリンの継承者はハリーなのでは?」との噂が学校内に広まってしまうんです。
ハリーは魔法使いの誰もが蛇と話せると思っていましたが、蛇語が話せる(パーセルマウス)のはごく一部の魔法使いだけ。
スリザリンはパーセルマウスだったので、きっと継承者はハリーに違いないと。
そんなある日、ハリーは「トム・リドルの日記」というものを拾います。
過去に戻れる日記で、そこで秘密の部屋についての過去の事件を知るのです。
しかしこのフレンドリーな顔をして近づいてくるトム・リドルこそ、宿敵ヴォルデモートの若かりし姿でした。そして、トム・リドルの日記の内容とは・・・?
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のあらすじ
ハリー、3作目も早々に命を狙われてしまいます。
アズカバンから脱獄したという、シリウス・ブラック。彼はヴォルデモートの部下で、ハリーの両親を裏切って居場所を教えたとされる男です。

シリウスの脱獄はハリーの命を狙ってのものではないかと噂されます。
さすが、魔法界イチの有名人には脱獄してでも命を狙いに来る人がいるんですね。
ホグワーツで戻る電車の中で、ハリーは初めて絵もいわれぬ恐ろしいディメンター(吸魂鬼)と対面します。
そこで助けてくれたのがリーマス・ルーピン。彼は新しくホグワーツの「闇の魔術に対する防衛術」の教授に就任する人物でした。
ハリーは他の生徒よりディメンターの影響を受けやすく、クディッチの時も箒から落ちてしまいます。
そこでルーピンに「守護霊の呪文」を教わるのですが・・・
とりあえずハリポタ初心者でも「エクスペクト・パトローナム」と言っておけばOKなくらい浸透している呪文ですが、実際はめちゃくちゃ上級呪文なんですよ。
とにかくこの3作目は、ワクワクするようなアイテムが多数登場します。
「我、よからぬものを企む者なり」と言うと、人の居場所がわかる地図や逆転時計。
そして何より、素敵かよ!!!と言いたくなるストーリーが魅力的です。
見るときには、時間軸をしっかり覚えておくのがポイントです。
ハリー・ポッターと炎のゴブレットのあらすじ
100年に1度の”三大魔法学校対抗試合”。18禁ならぬ、17禁の危険な魔法の試合です。
選手は”炎のゴブレット”によって各校1人ずつ、3名選ばれるのですが・・・
ボーバトン魔法学校のクラム、ダームストラングのフラー、ホグワーツのセドリック。
3名選ばれたあとで、なぜか名前を入れるはずもない14歳のハリーも選ばれてしまいます。
「入れてない入れてない」
「いや、絶対ズルしただろ」
という、なんとも味方し難い状況ですが、炎のゴブレットの決定は絶対です。こういうところがハリーポッターなんですよね(笑)
ハリーは望まないまま、対抗試合へと出場します。試合の内容も、結構生徒を殺す気満々なんじゃないかというような感じで危ないです!!
そんな中、4年生だからなのか恋愛要素強めのダンスパーティーが開催されます。
あまりハリーポッターに恋愛は期待していなかったので、しっくりこない気がしましたが・・・
「ハーマイオニー!ハリーじゃなくてロンなのかよ!」というツッコミは入れたくなります。
そして対抗試合も最後の競技へ。
果たして優勝するのは誰なのか!?と言いたいところですが、全て思惑に嵌められていて見事ヴォルデモート復活!!
ここからシリーズ全体が重たくなってきます・・・
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のあらすじ
ついに人間界にまで進出してきたディメンター。いとこのダドリーが襲われそうになった時、ハリーはやむなく魔法を使ってしまいます。
その事でホグワーツを退学処分になりそうなハリー。「未成年の魔法使いは自衛以外の魔法の使用を禁じられている」と。
ダドリーが本当にいけ好かないのでハリーが可愛そうです。
しかし、なんとかダンブルドアと魔法省との話し合いで懲戒尋問の機会を与えられます。
そしてハリーポッター史上一番ウザいんじゃないか説のある、アンブリッジがハグリッドの代わりに「闇の魔術に対する防衛術」の教授に。

このアンブリッジ、本当にウザいです(笑)役者さんが上手すぎるんですよね。分かってる。分かってるけどウザいです。
もう不死鳥の騎士団は、このアンブリッジのウザさを見る映画と言っても過言では無いです。
ヴォルデモートは復活していないというのが魔法省の見解なので、アンブリッジに実践的な魔法を使わせてもらえない授業が続きます。
実際に闇の魔術と戦っているハリーは、授業で教えられるようなものではなくもっと恐ろしいということを知っています。
ハリーたちは危機感を感じ、「ダンブルドア軍団」というものを作るのです。
ところがアンブリッジはそんな生徒たちを吊るし上げようとします。
「ダンブルドアが魔法省に反旗を翻している」としてホグワーツから追い出し、校長の座に就任するアンブリッジ。
ああ・・・ウザい・・・
しかしこの後、ヴォルデモートとダンブルドアの戦いに駆けつけることとなり、魔法省はヴォルデモートの復活を認めざるを得なくなってしまうのです。
ハリー・ポッターと謎のプリンスのあらすじ
ベラトリックスとスネイプの間で交わされた、マルフォイを守るという「破れぬ誓い」。
ダンブルドアはハリーに、この一年間自分の個人授業を受けてほしいと言います。
そんな中、ハリーが魔法薬学の授業で使うことになった教科書。そこには「半純血のプリンスの蔵書」と記されていました。
結構親切に魔法薬の分量や、闇の呪文について書いてあります。
おかげでハリーの成績はトップに!ハーマイオニーは気に入らない様子で「その本を手放すべき」と言いますが、ハリーは聞きません。
そしてハリーはヴォルデモートと戦うための個人授業で、分霊箱の存在を知ります。
全部で7つあるそれを壊さない限り、ヴォルデモートは死なない、と。
分霊箱を探すハリーとダンブルドア。しかし色々な罠が仕掛けられており、ダンブルドアは衰弱してしまいます。
弱ったダンブルドアを抱えてホグワーツへ帰り着くと、そこには・・・
校長先生ェェェェェェ!!!!!
シリーズで一番「そんな展開ありかよ!!」となるのは、謎のプリンスのラストかもですね。
しかしそれも、シリーズを最後まで見れば何故なのか解決します。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のあらすじ
ダンブルドア亡きホグワーツ。
ついにホグワーツを離れ、分霊箱を壊す旅に出るハリーとロンとハーマイオニー。
ハリーたちはダンブルドアの遺品を受け取ります。
ロンは”火消しライター”をハーマイオニーは”吟遊詩人ビードルの物語”を、ハリーは”最初に捕まえたスニッチ”を。
もうひとつ、ハリーには”グリフィンドールの剣”が渡されるはずでしたが、剣は行方不明です。
ハリーたちは分霊箱を探す途中で「死の秘宝」の伝説を知ることになります。
死の秘宝はニワトコの杖・蘇りの石・透明マントの3つです。
この3つの秘宝は童話として伝えられていましたが実在しており、3つ全てを手にしたものは死を制する者となると言われています。
その一つのニワトコの杖は、ヴォルデモートの手に・・・
分霊箱と死の秘宝。
シリーズ頭からの伏線回収もたくさんあるし、誰だよコイツ!みたいな人も出てくるのですが、それがとても面白いんですよ。
最終話 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2のあらすじ
ついに、シリーズラストです!!!ニワトコの杖の持ち主が行ったり来たりして、
「ちょっと待って、実際、今誰のものなの?」状態が続きます。
戦いに次ぐ戦いが起こり、そしてめちゃめちゃ人が死にます。
なんたって、今回はハリーも死にます。
えっ!死んだ!!?となりますが、ご安心ください。
ハリーもヴォルデモートの分霊箱の一つだったのです。
スネイプが死ぬ前に、ハリーに昔の記憶を渡します。ハリーの母親のリリーが好きだったスネイプ。
その愛は今でも変わらず、シリーズ頭からの全ての行いはハリーを守るためであったということが分かる胸熱な展開です。
ハリーは自分の中にヴォルデモートの魂のかけらが存在し、生きている限りヴォルデモートは倒せないということを知ります。
だからこそ、呪いを受けて死んだのです。
そして、ハリーの血で肉体を復活させたヴォルデモートもまた、ハリーの分霊箱となっているのです。
なんだー!!生き返れるー!!
ということで、ハリー復活!!
見事にヴォルデモートを倒し、魔法界に平和が訪れます。
ハリーがニワトコの杖を折って捨ててしまうシーンは、タイタニックでローズがブルーダイヤのネックレスを捨ててしまうあの有名なシーンを彷彿とさせます。
もったいないけど・・・いいシーンでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?改めて、超大作のハリーポッター。
どのタイトルがどんな話なのか忘れがちですね。
私も見返さないと忘れてしまいますし、最後に向かうにつれてとても複雑な設定が活きてきます。
詳しく知りたい方は小説と合わせて読むのが良いですが、映画だけでも充分に楽しめますよ!
これからファンタスティックビーストが5作まで公開され続けるので、まだまだ魔法の世界は終わりません。
そしてさらにハリーポッターとリンクしていくこと間違いなし!!
最後まで一緒に楽しみましょう!
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