ハリーポッターの作品には沢山の魅力的なキャラクターが登場しますよね。
この記事では、ハリーポッター作品の中でもひときわ謎の多いスネイプ先生の正体に迫ります!
スネイプ先生って良い人なの?悪者なの?と、よくわからなくなっている方も多いのではないでしょうか。
一見矛盾しているような行動を取るスネイプ先生ですが、実は彼の行動には深い意味があったのです。その秘密は、彼の過去にありました。
今回は、スネイプ先生の基本情報から彼の過去、そして最後についてもご紹介します。
スネイプ先生とは?
スネイプ先生は、ハリーが通うホグワーツ魔法魔術学校の魔法薬学の先生です。
自分の受け持つ寮であるスリザリンの生徒を贔屓したり、ハリーへ辛く当たったりと、序盤ではかなり嫌な先生の印象を受けます。
物語の中盤以降では、闇の魔法使いである「死喰い人」として宿敵ヴォルデモートに仕えハリーと敵対し、ダンブルドア校長を殺してホグワーツ魔法学校を乗っ取ってしまいました。
こうして彼の行動だけを追うと、一見いかにも悪者に見えてしまいますが、スネイプ先生はハリポタファンからの支持が厚く、彼こそが陰の主役であるという声まで聞きます。
スネイプ先生とは一体何者なのでしょうか。
スネイプ先生の正体が気になる!
ヴォルデモートに仕えながらも、ダンブルドア校長から絶対の信頼を得ているスネイプ先生。
本当は良い人なのか?悪者なのか?キーパーソンでありながら、その正体は最後まで明かされることがありません。
物語を追うにつれて、良い人と悪者、どっちとも取れる場面があり、本当はどっちなの?とたびたび疑問に思う方が多いと思います。
私自身も、本当は良い人じゃないかと思っていたのですが、ダンブルドア校長を殺したことや校長に就任したことで、何が本当なのか分からなくなりました。
そんな謎多きスネイプ先生の正体には、彼の過去が深く関わっていました。これからその過去についてご紹介します。
スネイプ先生の過去とは?
学生時代、スネイプ先生もホグワーツ魔法魔術学校の生徒でした。そして、ハリーの母親であるリリーと友人になり好意を持つようになります。
しかし、スネイプ先生はハリーの父親であるジェームズと仲が悪く、いじめられたことがきっかけでリリーとも疎遠になってしまいました。
それでも、スネイプ先生はリリーのことをずっと想い続けていたのです。
ホグワーツ魔法学校を卒業した後、死喰い人としてヴォルデモートに仕えていましたが、ポッター家の命が狙われることを知り、ダンブルドア校長に助けを求め忠誠を誓います。
しかし裏切り行為があり、リリーは殺されてしまったのです。絶望したスネイプ先生は残されたリリーの子を守るためにホグワーツ魔法魔術学校の先生となりました。
ハリーの外見がジェームズにそっくりなことから憎しみを抱き、ハリーに優しく接することはしませんでしたが、愛するリリーの息子であるハリーを陰ながら守り続けたスネイプ先生。
嫌いな人と見た目がそっくりなハリーに良い感情を持てないのは、当たり前のことではないでしょうか。
それでも、憎しみを抱きつつも守り続けたスネイプ先生のリリーへの想いや覚悟が伺えます。
ヴォルデモートの勢力が高まりハリーの身が危なくなると、表向きはヴォルデモートに仕え陰ではダンブルドア校長の指示に従い、ハリーを守るために命がけで2重スパイの役につきました。
スネイプ先生の作り出す守護霊がリリーと同じ牝鹿であることで、リリーへの変わらぬ想いと悲しい境遇を悟ったダンブルドア校長が涙を流すシーンは何度見ても心にジーンときます。
詳しいエピソードについてはこちらの記事をご覧ください。

スネイプ先生の最後をネタバレ
ダンブルドア校長との計画のため、スネイプ先生は自らダンブルドア校長の命を奪います。
これにより、ヴォルデモートの信頼を得て校長に就任したのです。
そして校長室の肖像画になったダンブルドア校長から指示を受けながら、陰でハリーを助け続けました。
その後、ホグワーツ魔法魔術学校がヴォルデモートの軍勢に責められる最中、ヴォルデモートの蛇ナギニに致命傷を負わされてしまったスネイプ先生。
そして瀕死の状態に駆けつけたハリーに、自分の記憶を託し息を引き取ります。
ハリーは、そこでようやくスネイプ先生が命がけで守ってくれていたことを知ったのです。
全てが終わったあと、ハリーは自分の子供にダンブルドア校長とスネイプ先生の名前を取って、アルバス・セブルスと名付けます。
そして「父さんが知っている人の中でも、おそらくいちばん勇気のある人だった」とスネイプ先生のことを誇らしげに話すのでした。
ハリーは最後までスネイプ先生が自分を命がけで守ってくれていたことを知らず、敵だと思っていました。
しかし、スネイプ先生の正体や思いを知って尊敬に変わり、自分の子供にスネイプ先生の名前を引き継がせたのです。
表向きいい関係とは言えない二人でしたが、彼らには親子以上の絆があったと言っても過言ではないと思います。
まとめ
スネイプ先生は、自分の想いが実らなかったにも関わらず生涯リリーへの愛を貫きます。
ジェームズとそっくりなハリーに憎しみを抱きつつも、愛する人の子供だから守らなければならない。葛藤とやるせなさを沢山感じたと思います。
それでもスネイプ先生が守ってくれていたからこそ、ハリーは生き残りヴォルデモートに打ち勝つことが出来ました。
誰にも言えず孤独に、また人から嫌われ誤解されても、命がけで守り通した愛と勇気は、まさに影の主役という言葉に相応しいですね。
スネイプ先生の正体を知った上で「ハリー・ポッター」シリーズを見ると、スネイプ先生の愛を感じることができますよ。
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